⭐️ この記事では、「KABU&(カブアンド)」と「ロト(宝くじ)」を、“お金になるかもしれない仕組み”という共通点から、ゆるっと比べてみました。最近ちょっと気になっていたので、自分なりに仕組みの違いや出口のあり方を考えてみた感じの雑記です。バッサリ否定したり、過剰に期待したりする内容ではないので、気軽に読んでもらえたらうれしいです。
どうも、となりです。
サービスを使うともらえるKABU&の“株”、そして番号を選んで一攫千金を狙うロト。
どちらも「うまくいけばお金になるかも?」という点では似てるように感じるかもしれません。
「いやいや、株と宝くじを並べるなんて…」と思われるかもしれませんが、ちょうど最近KABU&を始めてみたので、自分の中で自然とロトとの違いが気になったんです。そんな気づきをメモするような感覚で書いています。
というわけで今回は、それぞれのリターンの“仕組み”や“出口の見え方”を、ゆるやかに比べてみることにしました。
カブアンドとロト、共通点と違いはここだ
共通しているところ
- 契約や購入をすると、何かしら“得られるチャンス”がある
- 条件が整えば、お金に変わる可能性がある
ちがっているところ
比較項目 | KABU& | ロト |
---|---|---|
仕組み | サービスを利用すると株引換券がもらえる | くじを購入して、数字が当たれば当せん |
現金化のしやすさ | 上場や買取制度が必要(条件あり) | 当たればすぐに換金できる |
お金になるまでの時間 | 数年単位でかかるかもしれない | 抽せん後すぐに結果が出る |
リスクの中身 | 上場できない、価値が下がる | 当たらない |
損する範囲 | 支払いが続いていても気づきにくい | 買ったぶんだけ(最大数百円〜千円単位) |
批判されがちな理由を、仕組みから見てみる
批判1:上場できなかったらどうなるの?
「いつ現金になるの?」というのが最大の疑問ポイントだと思います。
たしかに、KABU&では2027年末までに上場できなかった場合、買い取り制度が用意されています。でもその価格は「その時点の評価額」次第で変わるそうで、必ずしもお得になるとは限りません。
※補足:2025年5月現在、株引換券から種類株式への交換申込みは可能です。ただし、これは“株主になる”という意味であって、現金化のタイミングとは別です。現金が手に入るのは、上場後か、買取制度による換金となります。
批判2:目新しさがあるのか疑問
KABU&のサービスは、提携先への“送客”によってリターンが発生する仕組みになっているようです。いわゆるポイントサイト的な構造に近いとも言われています。
「株がもらえる」という目新しさはありますが、根本の部分ではすでにある仕組みに近いとも言えるかもしれません。
批判3:企業価値180億円って高すぎじゃ?
KABU&の株式は「1株あたり5円」という価格ですが、これは会社側が想定している企業価値(180億円)を元に計算されたものです。
スタートアップではよくあることですが、「いまの収益や事業内容に対して、それって妥当なの?」と感じる人がいるのも自然だと思います。
ロトより堅実?それとも、夢が遠い?
ロトの特徴は“瞬間型の夢”
- 一撃でドカンと当たる可能性がある
- 外れても「遊び」として納得しやすい
KABU&の特徴は“じわじわ型の希望”
- 使い続ければ株が増えていく(かもしれない)
- でも、換金までは遠く、タイミングも読みにくい
- 上場後は売り圧や評価下落のリスクもある
それでも「もらえるもの」に夢を見るなら
「得られるチャンス」はゴールじゃなくてスタートライン。
そこから先で“どうやって現金化できるのか?”という「出口の構造」こそが、ほんとうに大事なところだと思っています。
KABU&は、どちらかというと“応援型のしくみ”。
ロトは“くじ型”で、その場その場で結果が出るシンプルな世界。
価値を感じるかどうかは人それぞれですが、「どう出口につながるか?」をセットで考えると、判断がしやすくなる気がします。
まとめ:夢の形がちがうだけ
ロトは「夢が砕けるかもしれないけど、潔い」仕組み。
KABU&は「夢が続くけど、途中で霧がかる」ような仕組み。
どちらもいい悪いではなく、「自分は何を求めているのか?」によって合う・合わないが決まるんじゃないかなと。
さいごに
ロトの数字をずっと追いかけてきた経験から、「数字に夢を見ること」と「数字に飲まれないこと」は両立できると思っています。
KABU&も、そうした“数字の設計”に目を向けながら付き合っていけたら、変な後悔はしなくてすむかもしれません。
夢を見ること自体は悪くない。でも、その夢の“出口”を見落とさないようにしたい。
それではまた!
※参考資料(出典一覧)