どうも、となりです。
先日、noteで「最小値と最大値」に注目したロト分析記事(こちら)を公開しました。
この記事では、ミニロト・ロト6・ロト7の過去全回から「1等が出たときの数字の最小値と最大値」に注目し、実際にどういった範囲で当せんが出ているのかを分析しています。
データ上の傾向として、「最小値はかなり小さい(1〜5)」「最大値は各くじの上限に近い数字が多い」という結果が出ました。数字の端、いわば“はしっこ”にある数字が非常によく出ているというのが大まかな結論です。
ただ、この記事を書き終えたあとに、私の中では別の視点がふと浮かんできました。
無意識のクセとしての“端っこ数字”
人間って「極端なもの」に安心感を覚える傾向があるんじゃないかと、前から感じていました。
たとえば数字でいうなら、「1」や「43(ロト6)」「37(ロト7)」のような“はしっこ”の数字。選んでおくと、なぜか安心する。逆に入れ忘れると、「あれ、抜けてたかも?」という不安が残る。
おそらくこれは、頭の中で“全体像”を想像して、その両端を押さえておきたいという心理が働いているのだと思います。
そして面白いのは、その心理が“当たりやすい数字”の傾向と重なっているところ。データで見ても、実際に端の数字はよく出ている。理屈と感覚が一致する瞬間って、すごく気持ちいいんですよね。
「端っこが出やすい」ではなく、「端っこを選びがち」?
でもここで少し疑問も生まれました。
果たして「端の数字が出やすい」のではなく、「みんなが端の数字を選ぶから当たりが偏って見える」だけなんじゃないか?
たとえば、「1」や「31」「43」など、どう見ても目立つ数字が選ばれやすい。そして、くじの母集団の中に「端っこ派」が一定数いるとすれば、必然的に当せんの数字にもその偏りが反映されるかもしれません。
これってつまり、“当たりやすい数字”の傾向=“選ばれやすい数字”の傾向かもしれない、ということです。
もちろんロトは抽選なので、確率論としては“どの数字にも平等に出るチャンスがある”はずです。でも、数字選びの段階で多くの人が端を押さえることで、結果的にそこに“当たりの集積”が起きている可能性もある。
これを考え始めると、「当たりやすい数字」の本質って、ちょっと違って見えてきませんか?
「直感」って意外と侮れない
今回のnote記事では、あくまで客観的な傾向に絞って分析しました。でも、はてなブログという自由な場では、もう少し主観的に語ってみてもいいかもしれません。
私自身、数字選びにはいつもある種の“クセ”が出ます。
・誕生日を意識してしまう ・7や11など「縁起のいい数字」を入れたくなる ・ゾロ目や連番を揃えたくなる ・1と43を両端に置きたくなる
こうした直感のようなクセって、分析の外にあるものだと思いがちですが、実は統計的傾向と重なることも多い。
人が選びたくなる数字=よく出る数字。そんな一致があるとしたら、それって単なる偶然じゃなく、“人間の集団心理そのものがデータに影響している”とも言えるのかもしれません。
「クセ」を見つけることは、数字と仲良くなること
ロトに限らず、数字選びに正解はありません。でも、自分のクセに気づくことで、数字との付き合い方がちょっとだけ楽になります。
「またこの数字入れてるなぁ」とか「最近こっちのゾーンに偏ってるかも」とか。そんな気づきを楽しめるようになると、ロトってただのギャンブルじゃなく、“自分と数字との対話”のような面白さが出てくるんですよね。
今回の記事は、noteで書いた内容をさらに掘り下げつつ、もう少し“人の心理”にフォーカスした内容としてお届けしてみました。
次回noteでは、中央値やバランス構成について語っていく予定なのでお楽しみに!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!