宝くじのとなり

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どうしても“この数字”を選んでしまう──人間のクセに迫る!ロトの選び方に潜む心理と傾向

宝くじのとなり by となり

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どうしても“この数字”を選んでしまう──人間のクセに迫る!ロトの選び方に潜む心理と傾向

 

どうも、となりです。

今回はちょっといつもと違う切り口で、ロトくじにまつわる「人間のクセ」に注目してみたいと思います。

普段ロトを買っている方の中には、こんな風に数字を選んでいる人が少なくないのでは?

  • 自分の誕生日や記念日を含める

  • 「7」など縁起の良さそうな数字を無意識に入れてしまう

  • 「13」「4」など不吉と言われる数字を避ける

  • 覚えやすい並び(ゾロ目や5刻み)を選んでしまう

このような「クセ」は、実際の当たり数字にどう影響しているのでしょうか?

今回は、ミニロト・ロト6・ロト7の過去データをもとに、よく選ばれがちな数字、避けられがちな数字が実際にどれだけ出ているのかを照らし合わせながら、数字選びの心理と“当たり数字”の関係を探っていきます。

「誕生日で選びがち」な数字はどれくらい出てる?

まずはよくあるパターンとして、「誕生日や記念日で選んでしまう」というもの。この傾向は、特にミニロトで顕著です。

ミニロトは1〜31の中から5つを選ぶルールなので、「月日」をそのまま当てはめやすい。たとえば、自分や家族の誕生日で「3・7・15・22・30」などを選んだことのある人も多いのではないでしょうか?

実際の出現率を調べてみる

過去のデータを分析したところ、以下の傾向がありました:

  • 1〜31の数字はまんべんなく出現しており、誕生日に対応する範囲に偏りは特にない

  • 出現回数トップ5(本数字のみ)は「25」「18」「5」「15」「22」など

  • 「1〜31」内でも特に「5の倍数」「十の位が2」の数字が多めの傾向

つまり、「誕生日ゾーン」は出現傾向が高いわけでも低いわけでもなく、人が選びやすいだけで、出るかどうかは別問題という結果に。

とはいえ、“人と被りやすい”という意味ではリスクがあるゾーンかもしれません。特にミニロトで「25」「22」「18」「15」などを毎回入れている人は、他の人と数字が被る可能性が高く、仮に当たっても配当が少なくなるケースも。

「縁起の良さ」で“7”を入れたくなる

数字の中でも特別扱いされることが多いのが「7」。ラッキーセブンとして知られ、縁起の良さから選びたくなる気持ちはよくわかります。

各ロトの出現回数でチェック

ミニロト、ロト6、ロト7の過去データを対象に、「7」がどれだけ本数字として登場したかを比較してみました:

  • 「7」はすべてのロトで中の上くらいの出現率

つまり「よく出ているわけではないが、そこそこ登場する」程度。

気をつけたい「選ばれすぎ」

一方で、「7」を選ぶ人があまりにも多いため、仮に当たっても当せん者が多く配当が下がるリスクが付きまといます。いわば“人気すぎる数字”は「当たっても旨味が少ない」可能性があるのです。

「避けられがちな数字」は当たりづらい?

今度は逆に、「無意識に避けてしまいがちな数字」に注目してみましょう。その代表格が「13」と「4」です。

  • 「13」=西洋では不吉な数字(13日の金曜日など)

  • 「4」=日本では「死」を連想し避けられやすい

実際は…結構出てる

  • 「13」はミニロト・ロト6・ロト7すべてで平均〜やや多めの出現率

  • 「4」はミニロト・ロト7ではやや少なめだが、ロト6では平均並み

つまり「避けたくなる数字」だからといって、本当に当たらないわけではなく、普通に出ている数字だということがわかります。

これらの数字をあえて含めることで、他人との被りを避けることができるかもしれません。

ゾロ目・キリのいい数字を並べたくなる心理

  • 「11・22」「5・10・15・20」など、並びや見た目が気持ちいい数字を揃えたくなる

  • 「3・6・9」など、何となく語呂のいい数字を選ぶ

こういったパターンもよく見られる“クセ”です。

実際の当せんにはあまり関係ない

ゾロ目や5刻みなどは確かに目立ちやすいですが、過去のデータを見ても、ゾロ目の出現頻度は特別多いわけではありません。

特にロト6・ロト7では数字が分散される傾向が強いため、「キレイに並んだ数字」は出にくい組み合わせといえるでしょう。

「数字のクセ」は性格にも出る?

数字選びの傾向は、意外とその人の“性格”が出るポイントかもしれません。

  • 「バランス派」:1〜43を均等に散らす

  • 「こだわり派」:毎回同じラッキーナンバー

  • 「記念日派」:誕生日など特定の日付を重視

  • 「直感派」:その日の気分で選ぶ

自分の傾向を見直してみると、意外な気づきがあるかもしれません。

ちなみに、実際の当せん数字を見てみると、「バランス派」の選び方に近い結果が多く、広い範囲から散らした数字の組み合わせの方が1等に繋がりやすい傾向が見て取れます。

では、どうやって選ぶのがいい?

今回紹介したように、人はつい数字に意味を持たせたがります。でも、それが“当たりやすい”かというと、実はまったくの別問題。

数字はあくまでランダムに選ばれているわけで、意味や印象にとらわれすぎると、無意識に数字を偏らせてしまいがちです。

それを避けるためにできることは:

✅ 毎回同じパターンに偏らないようにする

✅ あえて不人気な数字も取り入れてみる

✅ 全体のバランス(奇数・偶数、大小など)を意識する

という工夫が有効です。

おわりに:クセに気づくと、数字選びが変わる

今回のテーマは、どちらかというと“ロトの裏側”のような話でした。

数字の当たりやすさというより、「人はどう選ぶのか」に注目したことで、ちょっとした気づきが生まれたのではないでしょうか?

クセは誰にでもあるもの。でも、そのクセを知ることで、他の人とは違う選び方ができるヒントにもなります。

予想にも、ちょっとした“心理の視点”を加えてみると、ロトがさらに面白くなるかもしれません。

それでは、また次回のコラムで!